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ライブハウス箱船ってどんなとこ?
- #インタビュー
みなさんこんにちは!久々の約一年ぶりの記事です、しゅんすけです。
今回はまた、さらに気合の入った記事です!
早速ですが、ライブハウスに行かれたことはあるでしょうか。行ってないならもったいないかもしれません。松本市にいるならなおさら!というのも松本市、駅前の方に割と地方とは思えないくらいライブハウスがあります。しかも!信州大学自体軽音のサークルや部も多い!もしかしたら友達が入ってるなんてこともあると思います。

けれど一見どんなとこか分からなくて・・・という方も多いかもしれません。そこで、今回はその魅力を少しでも分かっていただければということで、いくつかある中から箱船の方にお話を聞いてきました!
箱船の店長の紹介

こちらは箱船の店長、横山純也さんです。とても優しく気さくな方で、バンドの要、ドラムもやっています。
周りの方みんな下の名前で「純也さん」と呼ばれてて、僕もそう呼ばせていただきました。
純也さんは一体どんな方かまずは聞いてみました。
純也さんはバンド経験はどんな感じですか?いくつ組んでいますか?
わかんないですね(笑)減っては増えての繰り返しですね。
分かんないほどとは・・・。
上京してバンドやるみたいなことはしたんですか?
そうですね、ドラムをやりたくて上京して、学校も通って、4年いたかな。
その時も何個かバンドやっていました。
コピーが多かったですけど、オリジナルもやってました。
今もそんな感じなんですか?
そうですね。あ、でも最近自分のオリジナルのバンドが活動を再開しましたね。
おー!聞いてみたいです!どういう経緯でまた再開したんですか?
前身のバンドが何十年も前にあって、7,8年やったのかな。
ボーカルが途中でやめちゃって・・・。
それは痛いですね・・・。
それで一度は解散したんですけど、またボーカルを見つけて組んだのですがまた2,3年くらいでボーカルやめちゃって。
またですか!難しいですね。
それでまたようやくボーカルを見つけたのですが、今度はギターもベースやめることになっちゃって・・・。
でもどうにか見つけて再開するってなりました。
紆余曲折しまくりですね。バンド続けるってやっぱり難しいですね。
そうなんですよ、難しいんですよ。それに賛同してくれる人たちや人間性とかにもよりますね。
長く続けているバンドマンの凄さが改めて分かりました。ちなみに純也さんは自分がステージ立つときはあまり緊張しないそうです。「慣れ」とは言ってましたけどすごいですね。
箱船ってどんなところ?
箱船というライブハウスの名前の由来を教えてください!
これもまた紆余曲折あったんですよねえ。
大体まあ考えるのは英語じゃないですか。けれどオーナーが、漢字がいいって提案してくれて。漢字のライブハウスって全国に何店舗かはもちろんあるんですど、少ないじゃないですか。
確かにあんまり出てこないですね・・・。京都にある「磔磔」とかしかぱっとは出てこないですね。
あーありますね、他にも静岡の窓枠とか。あるはあるんですが大体横文字じゃないですか。それで何個も名前を考えてはNGとかくらちゃて・・・。そこでノアの箱船からとってきて、箱船に決まりました。
名前決めるのもまた大変だったんですね。
そうなんですよ。それで、ライブハウスのことも”ハコ”っていうし、いいんじゃないっとなって決まりました。
ちなみに込められている思いとしては、「音楽で地域を元気に!地方アーティストを全力サポート!」という2つの理念をもとに大海原に進んでいきたい、というものです。素敵な名前ですよね。

箱船で演奏するのはどんな方が多いですか?
社会人の方が6,あとは高校生、大学生の方で4って感じの割合ですね
思ってたより学生さん多いんですね!高校生、大学生だとどうですか?
高校生が多いですね!大学だと信大生もいますけど、松大(松本大学)の方が多い感じです。
ライブでの対バン相手とかはどう考えていますか?
*対バンとは…複数のバンドが参加するライブのこと
スタッフとはやはり雑ブッキングをしないことを話していますね。埋めればいいはやめようとなってます。
例えば、高校生から決まったら高校生を中心にブッキングしようみたいな。
ただ、高校生だけの対バンがいいっていう人もいれば、そうでないバンドが混ざるのもいいみたいな人もいるので、すごく考えます。
ということは日によっては見に来て下さるお客さんの層もばらばらになりますね。
なんと名古屋から来てくださるかたもいるそうです。多様なバンドを見ることができるので新しい出会いもあるかもしれませんよ!
私もたまたま箱船に行ったとき、目当てのバンド1個前が社会人の方だったのですが、めちゃくちゃかっこよくて楽しかったです!
箱船がもつ魅力とは…
それでは箱船の魅力について教えてください!
スタッフがいいですよね。笑顔で。こわくないです笑。
確かにそうですね。話しやすさとか大事ですね!
一回、ライブハウスに初めて出る方がいて、でもどうしても怖いのでスタジオで使ってもいいかという話がきたんですね。それで、もちろんいいですよと言って、当日ライブハウスのあれこれを教えるってこともありました。
手厚いサポートですね!いきなりステージ立つのもなかなかハードル高いですよね・・・。
だからこそスタジオとして一回使ってみてって感じです。こういう景色だよって分かってもらうとまた違うかもしれません。
ライブ終わりのバンドに一組ずつ丁寧にアドバイスをするスタッフの方々の姿が印象に残りました!

店長にライブハウスの良さを聞きました!
今度はライブハウス自体の魅力を教えてください!
やっぱり身近に大音量できけることですね。
あと大きいところだとかしこまっちゃう感じがして。そしてあと遠い・・・。
わかります、あんまりに会場大きいと遠くて諦めちゃうことあります・・・。
昔はよく行きましたよ。
ちなみに今は自分のバンドとかで出るとなると、一日リハーサルから本番までやって、打ち上げでくたくたです(笑)
演奏する側に立った時の魅力や嬉しいことはどうですか?
魅力って感じとかではないですけど、やったるぞーて感じでやります。
お客さんの顔をみたり、良かったよーと声かけられるとやっぱり嬉しいですね。

箱船情報まとめ
ここまででどうですか、気になった方もいるんじゃないかと思います。
ここで箱船の情報と簡単なQ&Aをまとめておきます。
- 場所
場所は以下の通りです。
松本駅からは徒歩10分ほどで、近くにはセブンイレブンや女鳥羽川がありますね。
バスなら北市内線の大手大通のバス停から降りてすぐです!
箱船初心者向けQ&A
Q. ライブに行くには?
A. 基本的に当日券があれば当日そのまま行っても大丈夫です。
ただ、行きたいバンドの人に直接予約したり、お目当てのバンドがいれば箱船さんに電話をかければ前売りで少し安くチケットが手に入ることができます。
ドリンク代は必ず500円かかるので忘れずに!最初に交換できる「ドリンクチケット」がもらえます。
アルコールは基本1杯までならどれでも、ビールはドリンク代+100円、ソフトドリンクならば2杯もらえます!
交換のタイミングは自分のタイミングで大丈夫です!
お酒を飲める方なら、じっくり飲みながら音楽を聴くのもなかなかいいですよ!
Q.箱船でライブをしてみたい!
A. 大歓迎だそうです!ある程度の情報(どういうバンド、音楽をするのか等)を直接伝えればブッキングしてくれるそうです!
HPに詳しいことは書いてあるのでぜひチェックしてみてください!
Q. 箱船でスタジオ練習をしてみたい!
A. こちらは電話にてイベントの開催のない日に受け付けています。
実際のステージで演奏できるというなかなか無い贅沢な練習ができます!
電話番号は 0263-88-7803 になってます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。きっと文章では伝わることは少ないと思われます。だからこそ、もし気になったら行ってみてはどうですか。

かっこいいバンドの姿や音、楽器も近くで見ることができます!
軽音やってる方もぜひ箱船で演奏してみてはいかがですか?
また今回は箱船にフォーカスしたものになりましたが、最初に書いた通り松本市はライブハウスが多いです。場所によっては雰囲気は大きく違うところもあります。
行ってみれば新しい自分が見つかるかもしれません!
改めて、最後までありがとうございました!