記事 /
松本市の路線バス「ぐるっとまつもとバス」利用方法を徹底解剖!
- #新生活・一人暮らし
- #観光・体験
- #ライフスタイル
こんにちは。信州大学工学部3年生で、ライターのなぎまるです。
信州大学のメインキャンパスである松本キャンパスの周りには、松本駅を拠点として、ぐるっとまつもとバスという路線バスが走っています。このバスを有効活用すれば、キャンパスライフが豊かになること間違いなし!
さらに2026年4月1日からは、ぐるっとまつもとバス(一般路線)の路線バスにおいて交通系ICカードが使用可能になるなど、利便性がさらに向上します! この記事では、ぐるっとまつもとバスの利用方法を改めて解説していきます。
※以下の記事の内容は、2026年7月時点の情報となります。
※以下では、ぐるっとまつもとバスのうち、「一般路線」についてご紹介します。同様にぐるっとまつもとバスと呼ばれる「コミバス」については利用方法が違い、また交通系ICカードは4月以降も使えませんのでご注意ください。
松本城や浅間温泉などに行く予定の観光客にも、ぐるっとまつもとバスはとても便利です。ぜひ参考にしてくださいね!
ぐるっとまつもとバス(一般路線)とは?
ぐるっとまつもとバス(一般路線)は松本市とそのまわりで運行される、公設民営の路線バスです。アルピコ交通が運行しています。バス停に「ぐるっとまつもと」と書かれているのが特徴です。


信州大学生がよく使う路線の紹介
信州大学松本キャンパスに所属する学生がよく利用する路線を紹介します。これらの路線のなかには松本城や浅間温泉などの観光地を経由するものも多いので、観光で利用される方もぜひ参考にしてください!

なお、信州大学松本キャンパスを経由するのは、主に「信大横田循環線」「横田信大循環線」「浅間線」(信州大学前、大学西門)、「北市内線」(信大病院玄関前)です。
医学部や旭会館などキャンパス南部には「信州大学前」「信大病院玄関前」が近いですが、全学教育機構、人文学部、経法学部、理学部、中央図書館などは「大学西門」が最寄りのバス停となります。
信大横田循環線・横田信大循環線
信大横田循環線は松本駅お城口から信州大学、そのあとに横田を経由して松本駅に戻ってくる路線バスです。横田信大循環線は概ね信大横田循環線の反対回りとなっており、横田を先に回ってから、信州大学を経由して松本駅に戻ります。
主に以下のような施設が沿線にあり、信州大学生はもちろん、観光客にも使いやすい路線です。
- 松本城(最寄りのバス停は大名町、市役所口)
- 信州大学(最寄りのバス停は信州大学前、大学西門)
- キッセイ文化ホール(最寄りのバス停はエア・ウォーターアリーナ松本)
- 浅間温泉(最寄りのバス停は浅間温泉入口)
- イオンモール松本(最寄りのバス停は秀峰学校前、清水)
松本駅お城口を出発して、一周したあと、松本駅で終着となるので、松本駅から引き続き乗車することはできません。
浅間線
浅間線は松本駅お城口から信州大学を経由し、浅間温泉の温泉街を一周して、同じルートで松本駅お城口まで戻る路線です。概ね信大横田循環線・横田信大循環線とルートが重なっています。
新浅間線
新浅間線は松本駅お城口から横田を経由し、浅間温泉の温泉街を経由して、同じルートで松本駅まで戻る路線です。平日のみの運行です。
北市内線
北市内線は、松本駅から蟻ケ崎、沢村を通って信州大学医学部附属病院(信大病院)に向かう路線です。一部の便はさらに、横田、清水を経由して松本駅まで向かいます。東回りと西回りがあります。西回りは平日のみの運行です。
岡田線・四賀線
松本バスターミナル(松本駅隣接)から岡田線は、蟻ケ崎、岡田松岡を経由して岡田町へ向かいます。四賀線は東町、信州大学、岡田松岡を経由して四賀へ向かいます。
松本周遊バス「タウンスニーカー」
タウンスニーカーは、松本市街地を移動するうえで便利な路線です。信州大学には向かいませんが、市街地の移動や観光・おでかけで利用すると大変便利です。
北コース
松本駅お城口から松本城、旧開智学校に向かう路線です。
東コース
松本駅お城口から松本市立博物館・中町・あがたの森・松本市美術館・市民芸術館に向かう路線です。イオンモール松本も経由します。
南コース
松本駅お城口から相澤病院・ゆめひろば庄内などに向かう路線です。
松本駅の発着場所
「信大横田循環線」「横田信大循環線」「浅間線」「新浅間線」「北市内線」「タウンスニーカー」については、松本駅お城口のロータリーから発着します。これら以外の路線は、道路を渡った隣接の松本バスターミナルから乗ることができます。

松本駅に到着するときは、松本駅お城口のロータリーに着くバスと、松本バスターミナル側にあるバス停に着くバスがあります。
利用方法
後ろ乗り・前降り
ぐるっとまつもとバス(一般路線)は、原則後ろ乗り・前降りです(東京の都営バスなどとは逆であることに注意)。
乗るときは、クレジットタッチ決済・交通系ICカード決済の場合は各端末にカードをタッチし、チケットQRの場合は自分のQRコードを読み込みます。現金決済の場合は整理券を取ります。
降りるときは、キャッシュレス決済の場合は、同様に各端末にカードをタッチし、チケットQRの場合は自分のQRコードを読み込ませてください。現金決済の場合は区間に応じた金額を支払います(あらかじめ両替して小銭を用意しておきましょう)。



市内均一運賃区域とは?
基本的にバスの運賃は距離に応じて決まりますが、市内均一運賃区域に含まれるバス停どうしの移動の場合、運賃は大人1回あたり220円(後述のキャッシュレス決済の場合は200円)となります。市内均一運賃区域には、主に以下のエリアが含まれます。
- 信大横田循環線・横田信大循環線などの松本駅~追分、または松本駅~自動車学校前
- 北市内線、タウンスニーカー(一部区間を除く)
例えば、横田信大循環線の「水汲→松本駅」の場合は270円ですが、「追分→松本駅」の場合は220円となります(ちなみに、水汲のバス停と追分のバス停は約750m、徒歩10分)。このように徒歩数分で料金が大きく異なるバス停があるので、あらかじめ確認しておくとお得かもしれません。
時刻の調べ方
時刻表はもちろんバス停に貼られていますが、スマートフォンで確認することも可能です。GoogleマップやYahoo! 乗換案内などで検索することもできます。
また、バスロケーションシステムで今どこにバスがいるかをリアルタイムで確認することができます。

ぐるっとまつもと バス位置情報(バスロケーション) – 松本市ホームページ
松本市内、信州大学付近のバス路線は交通量が多いので、バスは遅れがちです。バスロケーションシステムでバスの位置を確認すると便利ですね。
決済方法がリニューアル!
2026年4月1日から、キャッシュレス決済に「交通系ICカード」が加わりました。これまでの「クレジットタッチ決済」「チケットQR」と合わせて、より便利に利用できます。信州大学は県外出身の学生も多く、また県外から訪れる観光客も、キャッシュレスでスムーズにバスを利用できます。
一方で、現金運賃は3月14日より値上げされました(キャッシュレス決済の場合は、時限的に値上げ前の運賃となります)。また、紙製のもぎり回数券、紙製定期券は廃止となりました(チケットQRのプリペイドは引き続き販売されます)。詳しくは松本市の案内をご覧ください。
交通系ICカード
4月1日より、交通系ICカードがぐるっとまつもとバス(一般路線)で使えるようになりました!
地域連携ICカード「KURURU」

KURURU(くるる)とは、長野県のみで購入できる交通系ICカードです。長野市では現行仕様のものが既に2025年から導入されているため、既に持っている方も少なくないと思います。
ぐるっとまつもとバス(一般路線)では、KURURUに区間式定期券を付けることが可能となっています。信州大学に実家から通学される方には非常に便利です(紙製定期券の代替となります)。
KURURUが便利なポイントの一つは、Suicaの機能が付いていることです。ぐるっとまつもとバス(一般路線)や長野市内のバスだけでなく、JRなどの電車や店舗での決済に使うことができます。
なおチャージは、松本駅などにあるSuica対応のJRの自動券売機のほか、松本バスターミナル、主なコンビニエンスストアなどで行えます。バス車内でもチャージできます(1,000円札のみ対応可能です)。
Suica・モバイルSuicaなど他の交通系ICカード
KURURUだけでなく、SuicaやモバイルSuica等といった他の交通系ICカードも利用可能です。
観光で来られた方や、地元で使っていた交通系ICカードを引き続き使いたい信州大学生も心配ありません。
クレジットタッチ決済
Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverといったブランドのタッチ決済が可能なクレジットカードを持っている方に便利です。Mastercardなどは使えません。
チケットQR

チケットQRとは、松本地域や東信地方で使われているQRコードを用いたキャッシュレス決済システムです。チケットQRアプリを用いる方法と、紙製プリペイドがあります。
チケットQRアプリ
スマートフォン(iPhone、Android)にチケットQRアプリをインストールして登録すると使えます。
あらかじめ決済方法を登録しておきます。決済方法には、「PayPay」「楽天Pay」「d払い」「au PAY」「メルペイ」「AEON Pay」「WeChat Pay」「Google Pay」「Apple Pay」「クレジットカード」が登録できます。乗るときにQRコードを読み込み、降りるときにもQRコードを読み込みます。
「クレジットカード」「d払い」は、自動決済設定ができて便利です。
2026年3月に大きく変わったところとして、紙製の区間式定期券が廃止される代わりに、金額式フリー定期券が導入されたことが挙げられます(区間式定期券はKURURU(交通系ICカード)で提供しています)。この金額式フリー定期券は、ぐるっとまつもとバス(一般路線)であれば、どの路線・どの停留所でも、同じ金額の区間なら使えるのがメリットです。また、購入時に指定した金額を上回ったときは差額分が自動請求されるため便利です。
紙製プリペイド
松本バスターミナルでは、紙製プリペイドも販売しています。スマートフォンがなくても利用できます。なお、販売額には発行手数料1枚50円が含まれています。
1日乗車券
観光・おでかけなどで何度もバスに乗車する場合は、思い切って1日乗車券を購入するのも良いかもしれません。
ぐるっとまつもとバスを使って、快適な松本を楽しもう!
いかがでしたか? 自動車の運転免許を持っていない人も多い信州大学松本キャンパスの学生や、他県から訪れる観光客の方にとって、ぐるっとまつもとバスは欠かせない移動手段です。2026年にアップデートされたぐるっとまつもとバスを、今後もぜひ活用していきたいですね。
詳細は以下もチェック!
「KURURU」は長野市公共交通活性化・再生協議会の登録商標です。
長野県PRキャラクター「アルクマ」©長野県アルクマ23-0090
「Suica」「モバイルSuica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。