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【松本銭湯物語#2】~塩井乃湯~ロマンを感じる地域密着型銭湯
- #観光・体験
皆さんこんにちは。がんちゃんです。
12月に入り松本は一気に寒くなりましたねー!
この時期になると、浴槽にお湯を溜めても、すぐに冷めてしまいお風呂に入った意味がないじゃないか!と思う人もいると思います。
そんな時は、いつでも熱いお湯に浸かれる銭湯がおすすめです!
今回も冬にぴったりな松本市内にある銭湯施設を紹介していきたいと思います!
今回紹介するのは「塩井乃湯」さん
今回紹介する銭湯は松本キャンパスから自転車で10~15分くらいのところにある「塩井乃湯」さんです。
大正時代からある建物だそうで、とてもレトロな雰囲気の裏路地にある銭湯です。

住所 | 長野県松本市大手3丁目6−3 |
信大から | 歩いて約25分/自転車で約15分 |
営業時間 | 時間:15時~22時 定休日:毎週月曜日 |
料金 | 大人(12歳以上)400円 中人(6歳以上12歳未満)150円 小人(6歳未満)70円 ※現金のみ |
入店~入浴
お店の外観

お店の外観はこの様になっています。令和の時代と対象的に、大正時代のような雰囲気を感じ取ることができます。
入口上側には「塩類鉱泉」と書かれています。

これは脱衣所の中に置かれている塩湯鉱泉についての説明書きです。塩湯は特に皮膚を保護して湯冷めしない効果があるので、信州の厳しい冬にはうってつけの銭湯です!
内観
入口からお店の中に入ると、左が男湯、右が女湯と別れています。靴はここで脱いで下駄箱に入れて鍵をかけてくださいね。
靴を脱いだら脱衣所の方へ行きましょう!
脱衣所へと入るとすぐに番台があります。ここでお金を払ってくださいね。
もしタオル等のお風呂用具を忘れてしまった場合はここで買うことができます。

お金を払ったらいよいよ服を脱いで入浴…
と行きたいところですが、その前にまず、ぜひロッカーに着目してみてください!

塩井乃湯さんは明治・大正からずっと、代々銭湯を運営してきており、ロッカーはそのままの形で残されていらっしゃいます。
決して古いから使えないということはなく、今も現役で使うことができます。
入浴


塩井乃湯の浴室はこのようなっています。
シンプルな内装ですが、どこか温かみがあり、浴室に入ると落ち着いた気分になることができます。
洗い場にはシャワーとカラン(蛇口)があります。いきなり浴槽に入るのではなく、まずはここで体を洗いましょう。
シャンプーやボディーソープは浴室内には置いていないので自分で持ってくるか、番台で購入してくださいね。

体を綺麗に洗ってピカピカな状態になったら浴槽へ行きましょう!
浴槽は2つに別れています。大きい浴槽が熱めで、小さい浴槽がぬるめのお湯になっています。
塩井乃湯は松本市内でもお湯の温度は熱めな方で、大きい浴槽は42〜43℃くらいあります(筆者の感覚です)
寒い日にはこれくらい熱いお湯で、帰り道に湯冷めしないように身をじっくり温めましょう!
入浴後
お風呂で温まった後はドライヤーを使って髪を乾かしましょう。
ドライヤーは有料ですが、今の時期に髪を乾かさず外に出ると頭部が一気に寒さが集中し、お風呂に入った意味がなくなってしまいます。ぜひ乾かしてから外に出るようにしてくださいね。

また、富士の湯でも紹介した「お釜ドライヤー」が塩井乃湯の女湯にもあります!
こちらのお釜ドライヤーは故障してしまっていて使うことができませんが、座面には座ることができるので雰囲気だけでも味わってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は塩井乃湯さんについて紹介してみました。
明治・大正ロマンを感じ取ることができ、穏やかな時の流れを感じ取ることができます。
信州の冬はとても寒いので大きなお風呂で温かい塩井乃湯に入り、冬を乗り越えられるようにしましょう!
そして塩井乃湯さんは常連さんが多くいます。
しかし一見さんが入りにくいというわけではなく、どの方も親切に挨拶をしてくださり、仲良くなると面白いお話もしてくださります。
また、前回紹介した富士の湯さんとは違った雰囲気なのでぜひどちらの銭湯へも足を運んで雰囲気を体験してみてください!
前回特集した富士の湯さんの紹介記事↓
これからも松本の銭湯を紹介していきたいと思うので次の記事も見てくださいね!
それではまた次回!