長野県の学生向けお役立ち記事まとめ 留学先で英語に詰まったとき、私が実際にやっていたこと
留学先で英語に詰まったとき、私が実際にやっていたこと

記事 /

留学先で英語に詰まったとき、私が実際にやっていたこと

  • #お役立ち

こんにちは。ココロミー学生ライターのもちです。
これから初めて海外留学に行く予定で、「英語が完璧じゃないと何もできないのでは」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。授業についていけるのか、生活で困らないのかと、考え出すと心配は尽きません。

私は大学2年生のときにフィリピンへ3週間の語学留学に行き、その後、台湾へ1年間の交換留学を経験しました。ただ、留学前から英語に強い自信があったわけではありません。実際、現地では英語がうまく出てこず、戸惑う場面も何度もありました。

この記事では、そんな私が留学中に英語が通じず詰まった実体験と、それでも次第に困らなくなった工夫を紹介します。英語が不安で一歩踏み出せずにいる人にとって、少し気持ちが楽になるヒントが見つかるかもしれません。

留学前、「英語ができないと何もできない」と思っていた

大学2年生のとき、私は大学の必修プログラムである「海外プログラム」に参加しました。これは、長野県立大学の学生全員が海外で研修を行う制度で、行き先や期間はいくつかの選択肢の中から選ぶ形でした。海外に行くこと自体が初めてだったため、決まった当初は正直、不安のほうが大きかったです。

特に気になっていたのは英語のことでした。「英語がきちんと話せなければ、現地で何もできないのではないか」「授業や生活についていけないのではないか」と考えると、出発前から緊張していました。周囲には英語が得意そうに見える人も多く、自分だけが取り残されるような感覚もありました。

それでも私がフィリピンを選んだのは、他の国のプログラムが2週間だったのに対し、フィリピンは3週間と少し長かったからです。せっかく海外に行くなら、できるだけ長い期間挑戦してみたいと考えました。不安はありましたが、環境に慣れる時間があるほうが良いのではないかと思ったのです。

当時の私は、「英語ができない=海外では何もできない」とかなり単純に考えていました。ただ、この思い込みは、実際に現地で経験を重ねる中で、少しずつ変わっていくことになります。

英語が通じず詰まった瞬間①:授業での専門用語質問

英語が通じないと強く感じた最初の場面は、フィリピン留学中の授業でした。授業内で簡単な発表をしたあと、質疑応答の時間があり、先生から質問を受けました。質問は1問だけでしたが、ITやプログラミングに関する専門的な内容でした。

日本語であれば理解できる内容でも、英語で説明しようとすると言葉が出てこず、頭が真っ白になったのを覚えています。単語を知らないというより、「意味は分かっているのに英語にできない」状態でした。そのとき、「やはり英語ができないとダメなのかもしれない」と一瞬感じました。

ただ、そのまま黙って終わるのは避けたいと思い、できることを探しました。まず、専門的な単語を使うのをやめ、似た意味の簡単な単語に置き換えて話すようにしました。正確さよりも、何について話しているかが伝わることを優先しました。

それでも言葉だけでは足りないと感じ、手の動きや身振りも使って説明を続けました。すると、先生がうなずきながら聞いてくれ、「完璧ではないけれど、意図は伝わっている」と感じられる反応が返ってきました。この経験を通して、英語は工夫次第で成り立つものだと実感しました。

英語が通じず詰まった瞬間②:到着直後の生活トラブル

次に印象に残っているのは、台湾に到着した直後の出来事です。空港から大学周辺へ移動する際、いつも使っているeSIMがうまく開通せず、インターネットが使えなくなってしまいました。地図も見られず、道が分からない状態で足が止まりました。

目的地の大学名は把握していましたが、分かっていたのは英語表記の名前だけでした。当時は中国語がほとんど話せず、英語で大学名を伝えてみたものの、英語名と中国語名では発音が異なるため、現地の人にはなかなか伝わりませんでした。

そこで、大学名を繰り返すのをやめ、伝え方を変えました。「University」という言葉にこだわらず、「school」という簡単な単語を使い、ジェスチャーも加えました。具体的には、パソコンや筆箱を見せながら、学生であることを示しました。

すると、相手が状況を理解してくれ、ようやく意図が伝わりました。この経験から、正確な言葉よりも、相手が想像しやすい材料を増やすことが大切な場面もあるのだと感じました。

英語が通じなくても大丈夫だと分かった3つの工夫

これらの経験を通して、「英語が完璧でなくてもいい」と思えるようになりました。文法や単語が多少間違っていても、伝われば十分だと感じたからです。特に大切だと感じた工夫は、次の3つです。

1つ目は、ジェスチャーを意識することです。言葉に詰まったとき、身振り手振りや物を見せることで、相手の理解が深まりました。視覚的な情報は、言語の壁を下げてくれます。

2つ目は、難しい単語を使わないことです。専門用語や抽象的な表現は、簡単な単語に置き換えることで、意外と伝わります。正確さよりも分かりやすさを優先しました。

3つ目は、英語はあくまでコミュニケーションの手段だと割り切ることです。言葉だけでなく、表情や状況など、使えるものをすべて使う意識が大切だと感じました。

まとめ

海外研修や台湾での生活を通して、英語が「完璧でなくても通じる」ことを実感しました。英語力そのものよりも、相手に伝えようとする姿勢や工夫が、コミュニケーションを前に進めてくれます。言葉が足りなくても、立ち止まらずに行動することで、不安は少しずつ小さくなっていきました。

この記事の要点は次の3つです。

  • 英語は正確さよりも「伝わること」が大切
  • ジェスチャーや簡単な単語への言い換えが大きな助けになる
  • 英語はあくまで手段で、使えるものを総動員する姿勢が重要

今日できる次の一歩として、普段の会話や発表で、あえて簡単な英語に言い換えて話してみることをおすすめします。うまく話そうとしなくても大丈夫です。少し勇気を出して伝えようとする経験が、英語への苦手意識を和らげ、次の挑戦につながっていくはずです。

この記事を書いた人

もち

長野県立大学グローバルマネジメント学部。海外旅行が好きです。