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塾講師なのに落単。踊り狂った1年生の私が、AIで学習を「再起動」するまで
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こんにちは!ココロミー学生ライターのこじろーです!
サークルや部活に熱中しすぎて、ふと気づけば単位が崖っぷち……。そんな不安を抱えつつもそのまま突っ走っていませんか?
私は1年生の間、毎日総合体育館前でダンスに没頭し、ブライダルバイトや、塾講師として教壇に立ちました。一見充実している様で、数学科の専門科目は中間試験で3割という絶望的な状況。まさに、やりたいことと学業の板挟みでした。
しかし、AIを自分専用の**「専属チューター」**として活用し始めたことで、ボロボロの成績からなんとか単位取得という逆転の兆しを掴めました。この記事では、今まさに私が試行錯誤している「AIによる再起術」をリアルに共有します。同じ悩みを持つあなたの、現状を変えるヒントになれば幸いです!
総合体育館前で踊り狂う毎日。数学科の私が「全振り」した代償
私の大学生活の拠点は、講義棟ではなく総合体育館前の鏡張りでした。週2回の正規練習以外も、空きコマがあればそこへ行き、授業が終われば練習に励み、バイトの前ですら鏡の前に立っていました。
主に取り組んでいたのは「hiphop」というジャンルなのですが、よく練習していたのは「Pop」というジャンルです。身体の各部位をミリ単位で制御し、音楽に合わせて筋肉を弾く。そのための基礎練習は、驚くほどストイックで地道なものでした。
- アイソレーション: 首、胸、腰をそれぞれ独立させて動かす基礎の徹底。
- ヒット練習: 全身の筋肉を一瞬で硬化させ、音に合わせて体に衝撃を走らせる。
- リズム取り: 地味ながら、どんなビートにも正確に乗り続けるための反復。

鏡に映る自分のシルエットと対峙し、理想の動きを追い求める時間は、何物にも代えがたい充実感がありました。しかし、その熱量の裏側で、代償は確実に積み重なっていたのです。
数学科の講義は、一度でも聞き逃すと次の回から「異世界の言語」に聞こえるほど難解です。日々のダンスの練習に明け暮れていた私は、気づけば教壇から流れてくる複雑な数式を、ただの「背景音」として聞き流すようになっていました。ダンスのスキルが磨かれていく一方で、学業という土台が少しずつ崩れていることには、まだ気づかない振りをしていたのです。
友人との食事中に凍りついた画面。落単の通知と「塾講師」としての自分
その日は、友人たちとテストの打ち上げを兼ねてファミレスにいました。賑やかな店内で、話題が自然と「成績発表」に移り、軽い気持ちでスマートフォンの成績照会画面を開いたとき、私の思考は完全に止まりました。
目に飛び込んできたのは、数学科の専門科目に並ぶ無慈悲な「不可」の文字。中間試験がなく、期末試験の結果のみで評価が決まる科目だったため、一回の失敗がそのまま「落単」という結果に直結していました。4年生までに単位を揃えれば留年しないという制度があるとはいえ、目の前の現実に背筋が凍り、ファミレスの喧騒が遠のいていくような感覚に陥りました。

さらに私の心を重くさせたのは、週1回続けている「塾講師」としての自分の姿です。私は塾で、中学生たちに理科や数学を教えています。
- 中学理科の基礎: 現象の仕組みを論理的に説明する。
- 中学数学の解法: 苦手な生徒がわかるようにステップを分解する。
「先生、ここ教えて!」と頼ってくる生徒たちの前で、自分は教壇に立っている。それなのに、いざ自分の専門分野になると、試験一発で単位を落とすほど理解が追いついていない。この強烈な矛盾は、講師としてのプライドを大きく傷つけました。生徒に「日々の積み重ねが大事」と教えながら、自分は基礎をおろそかにしていいはずがない。
この時、私は初めて「ダンスを諦めるのではなく、勉強のやり方を根本から変えなければならない」と本気で思いました。
AIを「専属チューター」にする。試験期間に実践した、専門数学を解体するプロセス
「このままではいけない」と焦った私は、試験期間、集中して図書館に籠もるようになりました。しかし、一度遅れてしまった数学の専門知識を、教科書だけで自習するのは困難でした。数学科のテキストは、時に数行で「自明である」と片付けられるような大きな論理の飛躍があり、その行間を自力で埋めることができなかったからです。
そこで、わからない箇所を一つひとつ解消するために、AIを自分専用の「専属チューター」として活用し始めました。
具体的には、授業プリントの難解な証明部分をAIに提示し、自分なりに理解できるまで質問を繰り返しました。
- 「この証明のステップがわからないので、省略されている行間を補完して詳しく解説して」
- 「この定理がなぜここで使われるのか、前提となる知識を含めて教えて」
- 「この数式の変形プロセスが追えないので、もっと細かく分解して」
AIは、24時間いつでも、私のレベルに合わせて解説を生成してくれました。教科書の説明ではどうしても腑に落ちなかった部分も、表現を変えて説明してもらうことで、ようやく「そういうことか」と納得できる瞬間が増えていきました。

こうしてAIの助けを借りて「自分の理解」を深める作業に没頭した結果、副次的なメリットも生まれました。自分が苦労して理解したプロセスは、結果として、塾で中学生に勉強を教える際の「わかりやすさ」に繋がっていたのです。意識的に塾に応用しようとしたわけではありませんが、自分が躓いたポイントを整理した経験が、生徒への指導力をも底上げしてくれたのだと感じています。
情熱と単位を両立させる。2年生から始める「仕組み」のルール
中間試験で3割という絶望的な数字を突きつけられた科目もありましたが、AIという「専属チューター」を味方につけたことで、なんとか単位取得をすることができ、逆転の兆しを掴むことができました。この経験を通して学んだのは、「ダンスを減らす」ことだけが正解ではないということです。
大切なのは、限られた時間の中でいかに学習の密度を上げ、学業を「放置しない仕組み」を作るか。2年生になる私は、自分自身にいくつかのルールを課すことにしました。
- 「わからない」をその日のうちに解消する: 練習の合間や移動中のスキマ時間にAIを活用し、授業プリントの疑問点を溜め込まない。
- 塾の仕事と自分の学びをリンクさせる: 教える責任感をエンジンにして、自分の基礎知識の定着度を常に確認する。
- 4年後の自分を想像する: 留年制度の猶予に甘えず、今のうちに単位を積み上げることで、卒業時にダンスも学業も「やりきった」と言える状態を目指す。
ダンスのPop練習で培った、地道な反復を厭わないストイックさ。それは本来、学問にも活かせるはずの強みです。ヒットを打つ瞬間の爆発的な集中力を、今度は数学の証明を解き明かす時間にも向けていこうと思います。
もしあなたが今、やりたいことと学業の両立に苦しんでいるなら、まずはAIを頼り、自分のペースで「再起動」の一歩を踏み出してみてください。好きなことを一生モノにするために。私もまだ、逆転の途上にいます。一緒に、4年後のゴールまで踊りきりましょう!!
