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【春に読みたい!】新生活におすすめの本4選
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長野の厳しい冬を乗り越え、やっと暖かくなってきましたね。出会いの春は大好きですが、花粉に苦しめられているひとみんです。
今回は本紹介の第2弾です!いよいよ新生活が始まりましたね。そんな第2弾では、春の新生活に向けて読んでもらいたい本を紹介します。これまでとは違う4人のココロミーライターが厳選したイチオシの本ばかりです。少しでも「読んでみたい!」と興味を持ってくれたら嬉しいです。
これまで冬に読みたいホラー小説3冊が紹介されているので、そちらの記事もぜひお読みください。
てつへいのおすすめ『キーボード配列QWERTYの謎』
| 著者 | 安岡孝一、安岡素子 |
| 出版社 | NTT出版 |
あらすじ
今日一般的なキーボード配列「QWERTY」。その背後にはマネーゲームと歴史に埋もれた人の物語があった。現代にはびこる謬説と歴史研究そのものに確かな一石を投じた一冊。
みどころ
大学生の勉強にはパソコンが欠かせません。そんな僕らがふと手元のキーボードを見れば、「QWERTY」から始まる奇妙な順番で並んだアルファベット。これに違和感を覚えた人は少なからずいるでしょう。
この本はどうやって「QWERTY」が広まっていったかという本です。結論、それは資本主義というゲームと人の生きた証の結果です。中でも、女性参政権活動家と戦闘狂の「QWERTY」普及への貢献が描かれる章が特に面白いです。
そして最後に「QWERTY」の誤解された起源への反論。歴史研究への警鐘を含んだ骨太の面白本です。
5年間毎日のように触れてきたパソコンのキーボードの配列に意味があるなんて、気になります!
ドゥーのおすすめ『神様のカルテ』
| 著者 | 夏川草介 |
| 出版社 | 小学館 |
あらすじ
「人が死ぬとはそういうことである。いつものことながら思う。私は悲しむのが苦手だ……。」
栗原一止は、信州・松本にある「24時間365日対応」の病院に勤務する若き内科医である。地域医療の過酷な現実の中で、命に向き合い、悩み、葛藤する毎日だ。患者や家族、そして個性豊かな仲間たちと支えあい、背中を押しあいながら、日々を生きる物語。
みどころ
著者の夏川草介先生は、信州大学医学部を卒業し、傍らで執筆を行いながらも医師として長野県の医療を支えています。そんな先生ならではの繊細で説得力のある感情表現には考えさせられるものがありました。生死を取り扱う医療小説にも関わらず、個性豊かな登場人物たちの会話や信州の美しい自然描写のせいなのか、この本を読み終えたときには春の日のようなぽかぽかした気持ちになりました。ちなみに舞台は冬。「神様のカルテ」シリーズは第1巻の本書を含んで全5巻あり、それぞれの扱う季節が少しずつ異なっています。そのためまた違った情景を味わえることも魅力の一つです。この本を読めば、信州での生活がより楽しいものになることでしょう。時間のある日にじっくり読むのもよし、忙しい日々の束の間にも読みやすくおすすめの一冊です。
同じ信州、違う視点。どうしても避けられない人の死という現象に向き合って世界を見る目線にどうかかわってくるのか、松本に来てまだ1年ですが、とても興味深いです。
こたつのおすすめ『スマホ脳』
| 著者 | アンデシュ・ハンセン |
| 翻訳 | 久松葉子 |
| 出版社 | 新潮新書 |
あらすじ
この本では、人間の脳がもともと狩猟採集時代の環境に合わせて進化してきたことを挙げ、現代のスマホ社会とのギャップが問題を生んでいると説明されています。スマホの通知やSNSはドーパミンを分泌させ、つい何度も確認してしまう仕組みになっており、それが依存や集中力の低下につながります。また、睡眠不足やメンタル面への悪影響もあります。これらへの対策として、通知を減らすことや使用時間を見直すこと、運動などを取り入れることが大切だと述べられています。
みどころ
少し前に有名になったこの本は、スマホの使用が脳にどのような影響を与えているのかを教えてくれます。
知っている人も多いかもしれませんが、iPad製作者のスティーブ・ジョブズは自身の子供のスマホ利用を厳しく制限していました。彼らはスマホの恐ろしさをすでに理解していました。
また、投稿した写真に「いいね」が付くのは誰かがマークを押した瞬間だけではなく、いいねの反映が保留されることで、私たちのごほうびに対する期待値が最大にあおられる瞬間を狙っているそうです。
こんなスマホやSNSのリアルを知ることで、この春、もう一度スマホとの関わり方を考えるきっかけになればいいなと思います!
スマホと脳の関係を客観的に理解して、より毎日を充実させたいです!
ひとみんのおすすめ『フランス人は10着しか服を持たない』
| 著者 | ジェニファー・L・スコット |
| 翻訳 | 神崎朗子 |
| 出版社 | 大和書房 |
あらすじ
アメリカ・カリフォルニアに住んでいた著者は、フランス・パリへ留学に行った。ホームステイ先の貴族であるマダム・シックから、毎日を「特別な日」のように生きることを教わる。例えば、間食はシックじゃないこと、いつもきちんとした装いでいること、ささやかな喜びを見つけること。マダム・シックからの教えを実行したら、筆者の生活はこれまでとは違うものとなった。
みどころ
この本からは、毎日を満足感あふれる生活にする教えを知ることができます。「10着しか服を持たない」と聞くと、「自分には無理だな」と思うかもしれません。しかし10着しか持ってはいけないということではなく、「お気に入りに囲まれて生活しよう」ということだと私は解釈しました。それだったら自分にもできそうですよね?今の生活に取り入れることで、生活が今より何倍もステキになる手軽な方法を知ることができました。私は、読み始めた後すぐに「いつもきちんとした装いでいること」を意識しています。いつ誰に会っても大丈夫だという心の余裕ができました。
チャプターで分かれているので、気になるチャプターから読むのも良し。みなさんも気になること1つからためしてみてはいかがでしょうか?
10着に対する解釈の仕方がとても素敵だと感じました。私も読んでみたくなりました!
期待いっぱいのステキな新生活を!
気になる本はありましたか?ひとみんは他3人のおすすめ本を全部読みたくなっています(笑)
普段は暇な時間があるとSNSや昼寝をしてしまいがちですが、本を読むのもいいですよね!今は紙の本だけでなく、タブレット端末で読める本も増えているので、移動時間や勉強の休憩時間など、スキマ時間にぜひ本を手に取ってみてください!
余談
最後になりますが、私ひとみんは信大を卒業すると同時にシンダイガイドも卒業します。
これまでカフェや飲食店を中心に紹介記事を執筆してきました。閲覧数が増えたり、「記事読んだよ」と言ってもらえたりするのが嬉しくて、やりがいを持ってここまで続けてこられました。私が楽しく記事を執筆できたのは、読んでくださるみなさんのおかげです。今までありがとうございました。
それでは、みなさんの新生活が笑顔いっぱいのステキなものになりますように…!