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【11/12開催】新旧実行委員長が語る「大しごとーくin信州2022」とは?
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こんにちは、たっきーです!
11月12日(土)に信大で「大しごとーくin信州2022(以下:大しごとーく)」というイベントが開催されます!就職活動が始まる前の1・2年生を対象に、企業との気軽な対話を通して「働くこと」や「将来のビジョン」を考えるきっかけを掴んでもらうためのイベントです。
▼「大しごとーく」の概要はこちらの記事もチェック!
この記事では、「大しごとーく」の魅力を新旧実行委員長の信大生2人から語ってもらいます。そう、このイベントは運営も学生が行っているんです!
実際にインタビューをしてみて、「大しごとーく」の魅力はもちろん、その裏側も知ることができてとても面白かったです!みなさんも「大しごとーく」に興味が湧くこと間違いなしの内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
▼大しごとーくへの参加申し込みはこちらから▼
新旧実行委員長にインタビュー!
今回は、昨年の「大しごとーくin信州2021」で実行委員長を務めた人文学部3年の岸野くんと、今年「2022」で実行委員長を務める人文学部2年の木口屋くんの2名にインタビューをしてきました!

岸野くん、木口屋くん、今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
そもそも「大しごとーく」って何?
早速ですが、そもそも「大しごとーく」というのはどんなイベントなんですか?
「大しごとーく」は、学生と企業・社会人が直接会ってトークをするという出会いの場です。
特徴としては、長野県の企業が数多く参加するという点と、1・2年生という低学年をメインターゲットにしているという点が挙げられます。
2018年に第1回が開催され、今年で5回目になります。
就職活動は普通、大学3年生になってから始めるという人が多いと思います。
しかし、その場合は限られた時間や情報の中で行動することになるので、どうしても大企業や有名な企業にばかり目が行きがちです。
その結果、長野県から離れて首都圏に行ってしまう学生が多くいるという課題があります。
でも、長野県内にも「名前は知られていないけど日本で1つしかないものを作っている企業」がたくさんあって、それを学生が知ることで将来の選択肢を増やすことができるはずです。
それによって、学生と企業の双方にメリットが生まれるのではないかという仮説から始まったイベントが「大しごとーく」です。
実際に信大生の県内就職率は35〜40%くらいで推移しており、半分以上の学生が卒業と同時に県外に出て行ってしまう計算になります。
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
割合 | 39.2% | 40.7% | 39.0% | 36.0% |
県外を選ぶ理由は様々あると思いますが、「県内企業のことを知らなかったから」という理由も多いと肌感覚では感じています。まずは県内企業のことを知ってもらうというのは、とても大切なことかもしれませんね。
実際に「大しごとーく」に参加すると、学生はどんなことができるんでしょうか?
当日は、信大松本キャンパスの第1体育館に約80社の企業が集まります。
それぞれの企業がブースを出すので、学生は自分の興味のある企業のところへ行ってトークをすることができます。
合同企業説明(合説)みたいな感じなんでしょうか…?
形式は似ていますが目的が違います。
「大しごとーく」の目的はあくまで企業との気軽な会話にあり、就職活動の全体像やその業界の同行などを聞いたり、自分の将来の働き方について質問したりできる場です。
合同説明会のように企業が採用目的で話しかけてくるわけではないので、その点は安心してください。
就活についてのわからないことや不安なことを、たくさんの企業に相談できるというイメージですね!
1・2年生は「就活については何がわからないのかわからない」という人も多いと思いますが、このイベントに参加することで就活や将来のイメージが掴めそうな気がします。
当日は下の写真のように企業ブースが設置され、自分の興味のある企業と会話をすることができます。見た目は合同説明会っぽいですが、もっと気楽に自由なトークができます。もちろん私服で参加OKです!

「大しごとーく」は学生が運営してるってほんと?
「大しごとーく」は企画や運営を学生が行っていると聞いたんですが、本当ですか?
はい。
信大の「全学横断特別教育プログラム」の中の2つのコースである、「ローカル・イノベーター養成コース(LIDコース)」と「ストラテジー・デザイン人材養成コース(SDコース)」に所属する2年生を中心に運営されています。
もう少し細かくいうと、LIDの授業である「リアル・プロジェクトマネジメントゼミ」と、SDの授業である「ストラテジー構築実践ゼミII」という2つの授業の一環として運営をしています。どちらもそれぞれのコースの必修授業なので、LID生とSD生は自動的に全員が運営に関わることになっています。
具体的に学生はどんなことを担っているんですか?
基本的にはイベントの企画から広報、当日の運営までを学生がすべて担います。このイベントの実施を通して、運営側の学生も様々なことを学ぶことができます。
2つのコースの2年生・約15名が中心となって、この「大しごとーく」の運営を行っているそうです。
実は今年の「2022」に関しては、シンダイガイドが広報のお手伝いをさせていただいています。その関係で、特に広報部門の学生と話す機会が多いのですが、みんなイベントの成功に向けて本当に一生懸命取り組んでいます。その辺りの舞台裏や、LID・SDコースの詳細などは、また別の記事で紹介できたらいいなと思っています。

▼大しごとーくへの参加申し込みはこちらから▼
去年と今年の「大しごとーく」、一体何か違うの?
ここからはもう少し踏み込んで、去年と今年の違いを聞いて行きたいと思います。
まずは、去年のテーマやイベントの内容を岸野くんから教えてください!
去年はテーマに「シンカ」を掲げて開催しました。
これにはいくつかの意味があるのですが、最も大きな特徴として、対面とオンラインのハイブリット開催だった点が挙げられます。
一昨年はコロナの影響で完全オンライン開催だったのですが、去年は状況が少し落ち着いていたこともあって、ハイブリット開催を1つのミッションに掲げて開催しました。
オンラインで20社、対面で40社の合計60社が参加しました。
開催方法が「ハイブリット形式」という形に「進化」したということですね。


次に、去年から信州大学だけではなく、富山大学と金沢大学との連携も始まりました。その関係で、長野県の企業だけでなく、富山県や石川県の企業も参加する形となりました
2つ目の「進化」ポイントは、他大学・他県との連携が始まったという点ですね。
はい。
そしてもう1つ。イベントに参加した学生や企業が、新しい出会いや発見を通して繋がりや興味をさらに深めていくという意味での「深化」というメッセージも込められています。
なるほど。そう考えると、昨年は新しい取り組みが色々とあったようですね。
ちなみに、オンラインではどんなことを行ったんですか?
学生がいくつかテーマを決めて、そのテーマにあう企業数社と学生がトークをする企画を実施しました。
例えば、「日本でオンリーワンの技術を持つ企業」や「縁の下の力持ち企業」といったテーマを9つ決めて、学生は自分の気になったテーマのZoom会場に入って企業とトークをするといった内容です。

昨年は何人くらいが参加したんですか?
オンラインと対面を合わせて、400〜500名くらいの参加がありました。

参加者の反応はどうでしたか?
参加者の中には、明確な目的がなく、なんとなく来たという人も多かったです。もちろんそういう学生のためのイベントなので大歓迎なのですが 、そういう人たちから「面白い企業があることを知れた」とか「参加してよかった」という声がたくさん聞けて嬉しかったです。
また、運営側としても、最初バラバラだったチームが準備が進むにつれて1つになっていくのを実感できてよかったです。はじめは「みんなミーティングに参加してくれるのか?」という不安すらありましたが、最後には結束してイベントを成功させることができて楽しかったです。
準備で大変だったことを教えてください。
全体を俯瞰するのが大変でした。
特に去年は対面とオンラインという2つの形式があり、その中で企画や広報の仕事が同時進行していくという状況でした。すべてのミーティングに参加できない中で、今やるべきことを見つけて指示を出すというのが大変でした。
木口屋くんにはその部分と、チームをうまく作っていくというところを今年頑張って欲しいと思います。

それでは木口屋くんお待たせしました。今年の話も伺っていこうと思います。
まずは今年のテーマに込められた想いを教えてください!
はい。今年のテーマは「ミチ〜踏み出す一歩?、踏み出さない一歩?〜」です。
これにも複数の意味が込められていて、1つ目は「わからないもの」を意味する「未知」です。
僕を含めて1・2年生にとっては就活というものが全くの未知です。そうしたわからないものを「大しごとーく」を通して自分ごとに落とし込み、自分のキャリアとして1本の「道」を想像できるようになればいいなと思っています。


今年は具体的にはどんな内容になるのでしょうか?
当日の企画は、企画班の方で絶賛検討中です。今年は完全に対面開催になる予定なので、会場で参加者の学生が有意義に過ごせる企画を考えて行きたいと思っています。
例えば、就活本番になったら教えてくれないような「そもそも就活ってどうやるの?」「そもそも働くって何?」といった点について先輩から話を聞ける機会を作ったり、未知だったキャリアを道として想像できるような「道標」となるお話が企業から聞けるような企画を検討したりしています。
確かに1・2年生にとっては就活は完全に未知なので、「そもそも」の部分を身近な先輩が教えてくれたら嬉しいですね!
他にも「寄り道」として、普通の就活をしていたら絶対に出会わなかった業界や分野のことを知れる企画も計画中です。
それも面白いですね!就活の入口では、選択肢や視野を広くしておくことはとても大事だと思います。特に、1・2年生は今のうちから色々な業界を見ておくことで、この先の選択肢を大きく広げることができるので、ぜひ面白い企画を作って欲しいです!
運営メンバーからは他にも色々なアイディアが出てきていて、とても面白いものができそうです。
僕自身もワクワクしているので、みなさんもどうぞご期待ください!

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午後にある「オープン・カンパニー」って何?
「大しごとーく」は11月12日(土)の午前中に開催されますが、午後には「オープン・カンパニー」というイベントも予定されていますね。これはどういったものなんですか?
「オープン・カンパニー」は今年はじめて開催されるイベントです。
「大しごとーく」は就活が始まる前の1・2年生をメインターゲットにしているのに対し、「オープン・カンパニー」は就活をこれからバリバリやっていくぞという3年生をメインターゲットにしています。
「大しごとーく」に比べると、より具体的に企業研究や業界研究ができる場になっています。
今年「大しごとーく」に参加した1・2年生が、その先にある道として来年以降に「オープン・カンパニー」に参加してくれたら嬉しいなと思います。
「大しごとーく」は11月12日(土)の9時半〜12時半開催予定です。「オープン・カンパニー」はその後13時半〜16時半に開催されます。
もちろん1・2年生が「オープン・カンパニー」に参加したり、反対に3年生が「大しごとーく」に参加するのもOKです!
ちなみに、参加企業には2つのイベントで学生に話すことを明確に分けてもらっています。「大しごとーく」では働き方や仕事全般について、「オープン・カンパニー」では就活を前提にした採用情報やインターンシップの情報を得ることができます。
「オープン・カンパニー」にも参加すると、「実際の就活が始まったらこんな感じなのか」ということを肌で体感でそうですね!
2つの側面から就活というものを体感できる面白い1日になりそうです。時間のある学生は、ぜひ両方のイベントに参加してみてください!
準備状況はどんな感じ…?
開催まで約2ヶ月ですが、準備の方はどんな感じでしょうか?

そして、シンダイガイドさんとの連携企画も実施予定です。今回のインタビューだけではなく、様々な情報がシンダイガイドに掲載されていく予定なので、そちらもぜひチェックしてみてください!
シンダイガイドでは今後、以下のような情報を掲載していく予定です!お楽しみに!
【学生→企業突撃インタビュー】ナニコレ信州企業に会いに行く!
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【連載4コマ漫画】「あなたの隣の一歩くん」
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最後に1・2年生へのメッセージをお願いします!
最後に、参加を検討している1・2年生にメッセージをもらえればと思います。
まずは岸野くんからお願いします!
イベント名に「しごと」と入っているのでハードルの高いイベントと思うかも知れませんが、「大しごとーく」は学生と企業が本当にフラットに話せる場です。あまり身構えずに、軽い気持ちで参加してもらえたらと思います。
例年のアンケート結果を見てみると、参加者の満足度は結構高いです。皆さんが想像しているよりずっと楽しく、色々な発見がある場になると思うので、ぜひ当日会場に来てください!
ありがとうございます!
それでは、木口屋くんお願いします。
大学受験が高2くらいから憂鬱だったように、就活も1・2年生から憂鬱と感じてしまう人も多いと思います。でも実は、憂鬱に感じる理由は「知らないものに対する抵抗感」から来ていたりもするのではないでしょうか。
だからこそ、この「大しごとーく」を通して就活やキャリアのことを知ってもらい、「未知」を「既知」に変えることで自分の「道」を見つけて欲しいと思っています。
そして、この先の大学生活の中で、自分が見つけた「道」を楽しんで歩いて行って欲しいです。それが今年の「大しごとーく」への僕の想いです。
僕自身も就活については未知なことだらけなので、皆さんと一緒に学んで行けたらなと思います。
皆さんのご参加お待ちしています!
2人とも、今日はありがとうございました!
最後に
今回のインタビューを通して「大しごとーく」のことを詳しく知ることができ、とても楽しかったです。「自分が就活をする前にこんなイベントがあったよかったな」と、少し羨ましくなりました。
これは、実際に就活を経験したからこそわかることですが、就活は一朝一夕で実るものではありません。学生時代の様々な経験が総合的に問われる場だと思います。そのことをわかって学生生活を過ごすのと、わからないまま過ごすのとでは、いざ就活のタイミングになったときに大きな差が生まれているはずです。
「大しごとーく」は、そうした就活の基本的な心構えや全体像を把握するのにもってこいの場所です。このイベントに参加して最初の「一歩」を踏み出せるかどうかで、この先の学生生活と、さらにその先に続く道が決まるといっても過言ではないと思います。
「踏み出す一歩?、踏み出さない一歩?」
勇気を出して「踏み出す一歩」を選んでみてはどうですか?
「大しごとーく」で1人でも多くの皆さんが自分の道を見つけられることを願っています!
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